人気ブログランキング | 話題のタグを見る

元探偵が日常をだらだらとテーマに沿って書き綴る。旅行記になるのか、体験記になるのか、それはこれからの秘密だ。


by atasakura

俺争奪戦 米兵かっ!②

こんにちわ。

それでは本日の日記です。

今日は『誰にもいえない秘密』というタイトルの日記を書こうとしましたが
その前に米兵と旅行を終わらせないといけない現実に気づいて後回しにします。

ちなみに上の日記のキーワードは・・

・世の中を充分に楽しんだお金持ちたち
・死ぬ前に誰にもいえない秘密を暴露したい。
・他人の秘密を知りたい
・そこに招かれるあたさん。
・開かれる謎の集会

こんな所でしょうか。

さて、それでは米兵かっ!の続きになります。

1人で凄むケインズマンをわき目に、
やたらと落ち着いているシュナイダーくん。
体格的に言えば、彼の方が明らかに負けているのに、
どうしてこんなに落ち着いていられるのだろうか。

そのまますたすたと歩いてきたかと思うと、
ケインズマンに何か耳打ち。

すると、「あ・・・わ。わりぃ。冗談だよ・・へへ」と
急にケインズマンの態度が変わり
彼はそのまま部屋に戻って行っちゃったんですよ。
何が起きたのか、ちっともわからなかった。

呆然としている俺に、シュナイダーくんが声をかけてきたのです。


「大丈夫ですか?」


「あ・・あぁ・・どうも」


「彼ね。お酒が入ると、少し性質が悪くなるんです」


「そうなんですか」


「困ったもんです」


なぜ助かったのかはよくわからないんだけど
とりあえず貞操の危機は免れたようで少し安心しました。
それにしても、米兵の手を免れたばかりなのに、次はケインズマンの襲来。
何か変なものに憑り付かれているんじゃないかと思うほどのモテっぷり。

いらない。そんなモテっぷりは、ちっともいらない。

脳内でしか女の子にモテないなんて悲惨すぎる。

たまには、どこからか「あたさん素敵☆」とかそんな声は聞こえてこないのだろうか。

少し現実逃避した妄想に駆られていると、シュナイダーくんが
なんとも不審そうな目で俺を見ていたので部屋に戻る事に。

あの地獄絵図の部屋に戻るのも気が進まないんですが
電車もないし、タクシーで帰るにも、少しお金がかかりすぎる。
ケインズマンが抜けたから、もう終わってるのかもしれないけど。


「あの・・・部屋はまだアレっすか?帰りづらいんですけど」


「あぁ・・何か問題でも?」


「問題ありまくりな気がするんですが」


「どの辺が?」


すべてだ、すべて。


シュナイダーくんは、あの地獄絵図を見ていなかったのだろうか。
見ていたら、とてもあの部屋が気にならないとか言えるもんじゃない。


「見てませんでした?あの彼ら・・・」


「あぁ・・そういう事か」


うぁ。軽く流しましたよ、このお兄さん。


「大丈夫、すぐ慣れるから」


一生なれねーよ。慣れてたまるか。


「君もゲイなんだろう?」


「違います」


「そうなのかい?」


「そうなんです」


「へぇ・・そうなのか・・ふぅん」


何か彼の中で納得できたらしく、うなづくと部屋に向かって歩き出した。





























なぜか俺の手を握りながら。




こ、コイツもかーっ(号泣)

らんきんぐに参加したので、クリックしてくださいな。
ブログランキング
# by atasakura | 2007-04-26 10:36 | 珍体験

本の紹介

今日はちょっとお勧めの作品。

「イニシエーション・ラブ」

2004年に出版された「乾くるみ」さんの作品です。
※今月に文庫化されました
これはある男女の恋愛と日常を書いた小説なんですけどね。

面白いので、ぜひ読んでみてください。

面白いのなら粗筋や、紹介文でも書くべきなんですが
描いてしまうとネタバレは避けられないんですよね。

なので、あまり色々と書けない。

この手の本は、好き嫌いが分かれるかもしれないので
読んでつまらなくても、怒っちゃいやん。

↓1日1回クリックしておくれ~。

ブログランキング

# by atasakura | 2007-04-26 00:07 | 過去日記

あたさん静岡に行く

それでは本日の日記です。

時間もないので、ショート日記です。

えー、だいぶ前の出来事なんですが、友人たちと
少しばかり遠くへと旅行に出かけてきたりしちゃいました。

えぇ。お茶の国へGoです。

総勢12人のあたーんと愉快な仲間たち。

楽しい旅になるはずでした。誰もがそう思ってました。
あたさんがいても事件なんて起きない。
今回こそは何事もなく楽しく終るとそう感じてた。


なのに、なのに。


ネタの神様は俺を見逃してはくれませんでした。

そもそも前日に、焼肉のたれを用意する係りになっていたから
スーパーで3本購入しておいたんですよ。
味を変えて、みんなに楽しんでもらおうと思ってね。

帰り道にコケて、すべて割ってしまったのは、ここだけの秘密だ。

24時間スーパーが無かったら、危ないところだった。
タレすら用意できない役立たず三十路として、覚えられてしまう所だったぜ。


そして当日は朝の8時に渋谷に集合との連絡があり早めに向かうと
渋谷に着いたのは、ちょっぴり早めの7時の時間。
まだ時間もあるから、茶でもするかとジョナサンに突入したら
会社の同僚がそこにはなぜかいやがった。

「あれ?荷物持って、どこかに行くんですか?」とか聞きやがるので
「旅行に行く」とか答えたら、誰と行くんだとか
根掘り葉掘り聞かれるのは間違いありません。

そんな質問されるのも面倒なので、適当に答えておきました。


「ちょっと西の方へ、狩り(いちご)に行ってきます」


今日、会社に出社したら、椅子に「ハンター」と張り紙がしてありました。

新手のイジメですか、これ。

さて、そんな事はともかくとして、2台の車にわけて
渋谷から静岡に出発する事になりました。

向かう途中は、みんなで和やかに会話をしたりゲームしたりして
非常に楽しい2時間あまりのドライブでしたよ。
平和というか、楽しい空気が溢れていて、これが幸せなんだなーと思ったり。

か弱い女の子をしりとりで、ひたすら「り攻め」して虐めたり
恥ずかしいことを言わせたりして、ちょっぴり車内が
殺伐とした空気が溢れかけていたような気もしますが
その辺はおおらかなので、ちっとも気にしない。

そのせいなのか、その後は目を合わせようとしてくれませんでした。

非モテバンザイ。

この後は特に大したイベントもなく、
無事に静岡に着くはずだったんですけどね。




























俺の乗車した車が故障したのが発覚するまでは。

あたさんと一緒に乗りたくないとか、まるでバイキンのような
扱いをみんなに受けたのは言うまでもありません。

次回、予想外の肝試しに続くー。

↓1日1回クリックしておくれ~。

ブログランキング

# by atasakura | 2007-04-24 23:40 | 旅行

大いなる修羅場

なんか先日はすごい修羅場に巻き込まれて大変でした。

二股かけてる上の人がいるという話を書いたんですけど、
あれについての続報です。
何かとバレても困るので、時間をぼかして書いているのはご容赦ください。

登場人物
二股かけてる上の人(以下:Aさん(♂))
彼女①:Yさん
彼女②:Fさん
同僚(♀):Kさん
Aさんの同僚(♂):Bさん
その他数名

この2人を二股にかけてるわけなんですが
そのAさんとFさん、そしてその知人数名と飲みに行ったのです。
知人とはいえ、仕事繋がりなので慰労会みたいなものでしたが
何分にもみな飲みすぎまして、帰宅できなくなった数名が
Aさん知人のBさん宅でお泊りしたんです。
次の日が金曜という事もあり、仕事には影響もないですしね。

それで俺が夜中にトイレに行きたくなり、起きると隣の部屋から怪しい声。
確かあちらの部屋には、BさんとKさんがいたはず。

あぁ、そういうことか、そういう事ですか。

もう賢明なみなさまにはお分かりかと思います。

大人ってやーね。ほんとやだ。

以前もこんな光景をどこかで見た記憶がするよ。
あの時は♂×♂だったけどな。(俺争奪戦 続編 米兵かっ!で書く予定)

他のみんなは気づいてるのかわからないけど寝てるみたい。

なので、俺も気にせずに、そのままトイレに行き
また再び深い眠りに付いたんですな。

んで・・次の日は何事もなかったように起きて
みんなでファミレスに移動して食事をしていた時に
Bさん宅にお泊りしたその他数名の1人が何を思ったのか
昨夜の出来事を見ていたらしくて、
その事をみんなの前で言ったのです。

みんないるのにイチャつくなと
そのカップルへの冷やかし半分だったみたいだけど。


ところがだ。


BさんとKさんがすごく青ざめた顔をしてるのよ。

なんかその変な空気を発言した人も感じたみたいでね。

「ど、どうしたの?悪い。へんなことを言って」と謝罪した途端に
Kさんが泣きながら「ごめんなさい」と謝りだしたのです。

ここで新たな新事実が発覚したんです。

Kさんが謝ってる相手はAさん。

ということはだ。

実はAさんはKさんともお付き合いをしてたのですよ。

もちろんみんなには内緒でね。

で、KさんはAさんの知人のBさんと2ヶ月くらい前から浮気してた。
よりによって、みんなが居る時に「大人ってやーね」とかしちゃったから
それが俺とかに目撃されて、朝のファミレスでAさんに浮気が発覚。

だからKさんもBさんも謝罪してるんですが、
そもそもはAさんには他にYさんとFさんがいるわけです。

この場には、Fさんも同席してました。


浮気がばれたと号泣しながら謝罪するKさん。

知人の彼女を寝取った事がばれて青ざめるBさん。

事情を察して、怒りで手が震えるFさん。

死へのカウントダウンが始まり、青ざめるAさん。

怒りでAさんに投げつけたコップが当たって悶絶するあたさん。

この後の惨劇は言うまでもない・・。

コップが痛い(泣)←当たり所が悪かったらしい。

↓1日1回クリックしておくれ~。

ブログランキング

# by atasakura | 2007-04-23 12:00 | 珍体験

俺争奪戦 米兵かっ!①

こんにちわ。

それでは本日の日記です。

今日の日記は、過去日記でもっとも評判の良かった
「俺争奪戦」の続編です。
本当は昨日の日記の続きを書こうと思いましたが
後日談的なものなので、イマイチ盛り上がりが
感じられないので違う話にする事にしました。

「米兵かっ!」

タカ アンド トシのギャグではありません。

過去からお読みの方ならご存知の話「俺争奪戦」。

これに関係してくるお話を今になって書いてみようかなと。

人生で来ると言われる3回のモテ期。
その貴重な1回目をあそこで使った気がしてなりません。
残り2回はいつ来るのだろうかと占ってもらったところ
俺が死ぬ1週間前だそうです。
こんな非モテの神様が最後の情けをくれるというわけですね。

よかったよかった。



ちっとも意味ないけどな。


さて、それでは本題に。

それは米兵とのいざこざが終わり、1年ほどが過ぎた頃の事でした。

部屋で1人でいると、当時池袋に住んでいた知人に
急に呼び出されたのです。
特にたいした用事ではなくて、
大勢で飲んでいるから来ないかという誘いでした。
暇してたし、断る理由もないから、
電車に飛び乗り池袋に向かうと友人に合流。

飲み会はまさに異文化交流みたいな感じで、日本人以外にも
中国やアメリカ、オーストラリア、ドイツ、 イタリア、アルゼンチン・・etc
まさに人種の坩堝みたいになっておりまして、
俺も勢いに任せてたっぷり飲んだりしたわけです。
気が付けば、帰りの電車の時間もないので、
そのまま友人C男の家に泊まり組が転げ込むことになったのです。

夜中にトイレに行きたくなり、目が覚めると、隣の部屋でガサゴソ。
何やら物音と苦しそうなうめき声が聞こえてくるので、
悪い夢でも見てるのだろうかと、うっかり隣を覗いてしまったのです。

すると、そこには凄まじい光景があった。

大人ってやーねとか、そんなレベルじゃない。
まさに地獄絵図のような世界が繰り広げられていて
思わず意識を失いかけた俺がそこにはいました。


本当に異次元の世界だった。レベルたけーよ。


イタリア(デルピエロ) vs オーストラリア(ケインズマン)


まるでこの表記だけ見ると、W杯の試合の組み合わせのようにしか思えない。


ある意味、組み合わさってたけどな。


その2人の熱き対戦をニヤニヤと笑みを浮かべながら眺めるヒゲ軍曹(アメリカ人)

あ・・だめ・・・マジで気を失いそう。

そう思った俺は見なかった事にしておく事にしました。
むしろ記憶から消したい、消し去りたい。
それが俺の脳内で出された結論でした。
見なかった事にしておかないと、俺の脳が汚染されかねない。

現実逃避も兼ねて、再びそのまま眠りに付いたのですが、
W杯決勝トーナメントを思わせる熱き試合が、
どうやら延長戦までもつれ込んだらしく
熱き熱戦の声がこちらまで聞こえてきて、一向に眠れやしませんでした。

仕方ない・・外に出るかと、俺はそっと布団を抜け出すと外へ出て
家に前にある公園のベンチへと向かったのです。

1時間ほどベンチに座り、ぼーっとしてると
もう1人アパートから出てくる影が見えたのです。
公園にいる俺に気づいたのか、こちらに向かってくる。

その影は、なんとさっきのオーストラリア代表のケインズマン。
片言の日本語で、俺に話しかけてきやがるではないですか。


「眠れないのかい?」


「そうっすね」


「眠れるようにしてやるから付いてこい」


「へ?」


「お前見てたろ?興奮して眠れないんだろ?」


「意味わかんないんだけど・・」


たぶんまだ酔いが冷めてないのでしょう。
目が半分据わってやがるし、血走ってて本気で怖い。
ずかずかと近寄ってきたかと思うと、俺の手を握り、ぐへぐへと笑いながら
俺を公園の奥へと、連れ込もうとするケインズマン。


ヤバイ。本気でヤバイ。


逃げようとするが、異常に力が強くて太刀打ちできない。
身長190cm体重100kgあるやつに勝てるはずがない。
嫌過ぎる。こんな形で誰かに捧げてしまうなんて。


半なき状態になりながら、絶望感で胸が一杯になりかけた時。


「ヤメナサイ!」


どこからか聞こえてくる助けの声。
やった、助かったと思ったら、 そこにいたのはドイツから来ていたシュナイダーくん。
彼は身長170cmで、至って普通の人。 


「彼は大変困ってます」


「あぁぁん!?」とすごむケインズマン。


助けは嬉しいが、相手は屈強な男。

果たしてどうなる!?

次回に続く

↓1日1回クリックしておくれ~。

ブログランキング

# by atasakura | 2007-04-21 00:41 | 珍体験