探偵物語 新人編

こんにちは。

それでは本日の日記です。

探偵業なんて仕事は因果な商売なもので、
一方に感謝されれば、他方では恨まれるなんて事は珍しくありません。
人のプライバシーに関わる部分が多い仕事ですから、なお更です。

だからこそ慎重にどんな仕事もやらねばならないのですが
昨今の探偵事情としては、軽い気持ちで入ってくる人も少なくありません。
これはそんな軽い気持ちで入ってきた新人さんが巻き起こした事件。

もう今から10年くらい前でしょうか。

1人の新人さんが、とある探偵事務所の門を叩いたのです。
そこは差して大きな規模の事務所ではないのですが
仕事がちょこちょこと舞い込んでくるので猫の手も欲しい状態。
そのため新人のAくんは大した訓練も受けずにいきなり調査に放り込まれたのです。

調査自体は単なる浮気調査でしたが、追う相手は893だった。

おまけに単なるチンピラではなくて広域暴力団に指定されている組の
かなり上の方の人で、常に護衛が一杯付いておりました。
失敗すれば身の危険はかなり大。
それなのに、いきなりそんな依頼を新人にやらせてよいのでしょうか。

断じて、否!

やらせていいはずがなく、事務所もやらせるつもりはありませんでした。
早い話が上の指示の出し間違いなど、偶然が重なり彼が担当するハメになったのです。
依頼者で判断される特A案件ですから、複数で当たらねばならないのに
なぜかAくんただ1人で実施しなければならない状況に陥りました。

もうみなさんお分かりですよね?

入社早々不幸なAくんとは俺以外にいるわけがない。

慣れない足取りで尾行をする目の前の男は
カタギではありませんオーラがむんむんしてる。

見た目だけでいうならカタギなんですけど
長年培ってきた暴力的なオーラは消せやしません。
むしろ、俺が先に消されてしまうかもしれません。

やだよう。怖いよう。

おどおどしながらも、命をとられたくない一心で必死に追う俺。

大物幹部を護衛しているいじめっこオーラむんむんの護衛たち。

ヘタレなので、かなり距離を取り尾行しているので気付かれる心配はありません。

そのせいか、何度も見失いそうになりながらも、仕事と思って必死に食らいついてました。

あまりにも必死になりすぎて、途中で警察に職務質問を受けたくらいです。


するとだな。

尾行している景色が、どこかで見た事がある場所になってきたんですよ。

あれ・・・これ・・どこかで見た事があるような。

すると、前を走る車が止まり、あるマンションへと幹部と護衛が入っていく。

なんとそのビルは・・・









俺が住んでるマンションだった。


しかもだ。
























愛人の部屋は俺の部屋の隣。





















よく夜中にギシアンしてるから「うるさい」と壁を蹴っ飛ばしてたのですが









今までよく命があったもんだ。


でも、あの愛人どーみても、10代だったよな・・・


幹部は60近く。

くっ。ロリコン親父め。

絶対にすべてを調べつくしてやるぜと嫉妬と妬みの心で燃え上がるあたさんであった。

次回に続く・・・かもしんない。
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by atasakura | 2007-12-18 22:02 | 雑記