元探偵が日常をだらだらとテーマに沿って書き綴る。旅行記になるのか、体験記になるのか、それはこれからの秘密だ。


by atasakura

奇妙なアルバイト体験記

こんにちわ。

それでは本日の日記です。

たまにはお得意の不思議なバイトのお話でもしてみようと思います。
あれはまだあたさんが若かりし頃の体験なんですが
やっぱりそんなバイトを俺に紹介してくれたのは日記常連のK田さん。

普段ならバイトの場合は事前に連絡があるのだが
その時はなぜか当日のバイト開始数時間前に連絡があった。


「あたちゃん悪いんだけど、今日ヒマならバイト出てくれないかな?」


「暇だからいいですけど・・・人手が足りないんですか?」


「いやー。バイト予定の奴が怯えて飛びやがってさ」



人が怯えるバイトとは、どんなバイトだコンチクショウ。



「で・・その人が怯えるバイトを俺にやれと?」


「他に頼める奴がいないんだよ」


「バイトの内容次第ですね。危険な事はしたくないし」


「大丈夫、大丈夫。危険はないよ」


「本当ですか?」


「本当だよ」


「ならいいんですけど・・」


「寿命が縮む事はあるかもしれないけどな」


彼の頭に思いやりという言葉を植え付けてもいいですか?


断ればいいんですが、彼には恩義もあるし
困っているようでしたので、仕方なくバイトを受ける事にしました。


「バイトの内容はどんなのですか?」


「ある建物の中に複数の配線が通ってる場所があるから、その配線を繋ぎかえるだけ」


「ふーん。ずいぶん楽そうですね」


「だろ?30分おきに、指定された順番どおりに繋ぎかえればいいだけだし」


「それでいくら貰えるんですか?」


「時給4000円だよ」


「すごいですねー。そんな楽なのにー」


「だろー。笑っちゃうだろー。ははは」


「あはは」


怪しすぎるっちゅーねん。


どこの世界にそれだけの事で、そんな金をくれるバイトがある。


だが、しかし。


ここで俺がやらねば誰がやる。

というわけで、このバイトをやる事になったのです。

連れていかれたのは、郊外にある施設で、人気が少ない建物。
大きさはそれほどでもないんですが、建物の割には人が少ない。
おまけに、微妙に薄暗くて気持ち悪いと感じる人がいるかもしれません。

俺はそこの建物になぜか裏口から通されて、直通のエレベーターで
一気に屋上付近まで上り、そこにある部屋の中に通されたのです。
そこで簡単に配線の接続方法などの説明を受けてバイト開始。

あっという間にバイトを始めて3時間が経過。

正直に言おう。つまらない。激しくつまらない。

話を聞いた時には怪しさ満載だったけど
バイトそのものは、配線を繋ぎ変えてるだけなので
面白くもなんともない。
俺が案内された部屋は壁に人型のおかしな染みがあったりして
1人でそこにいるには、とてもいい雰囲気を
醸し出しているけども、それくらい。

つまらないよぅ。

時間には余裕があるので、少し狭目の
この部屋を探索してみる事にした。

なんか面白いものが出てこないかなー。

ここが実は昔の軍事施設だったり、秘密の研究所だったりして
何かその名残があるとか、そんな素敵なイベントはないのかしらんと
書類棚を漁っていると、何やら鍵のかけられた小さな小箱を発見。

おっ、何かこの中に怪しげな物が入ってたりするんじゃなかろーか。

これぞまさしくイベントフラグ発生ですよ、ひゃっほい。


さっそく、その箱を開けてみると、
裏返しにされた紙とその下に何か入ってる。


紙を裏がえしてみると、なんか書いてある。























「愛すべき彼女よ。さようなら、僕は今日であなたを卒業します」


なんだこれ?別れた彼女への手紙か?

以前にこの部屋を使ってた職員の私物なんだろうな・・・。

もしかしたら、このバイトの俺の前任者のものかもしれん。

そしてその紙の下にはあるものが置いてあった。








































『堤さやか』の裏ビデオがな。



なんとなく前任者に親近感を覚えたセピア色の思い出。

追伸

ちなみになんの配線なのかは最後までわかりませんでした。
教えてくれないし、何かを精製してるらしいんですけど。

書き忘れてたけど、この日記は続編があります。
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by atasakura | 2007-04-16 23:33 | 奇妙なアルバイト