元探偵が日常をだらだらとテーマに沿って書き綴る。旅行記になるのか、体験記になるのか、それはこれからの秘密だ。


by atasakura

親切な男① 「遭遇」

こんにちは。

最近はダイエッツのため、野菜ばかり食べていたら
予想以上の健康体になりまして、
久しぶりに肉を食べたら胃もたれしました。
健康体になったのか、病弱になったのか
良く分からない体のあたちゃん。です、ども!

あれは俺が20歳になったばかりで、下の世界で働いている時の事でした。

右も左もロクに知らず、女性すらも知らない頃に
東京で寂しく暮らす俺に優しくしてくれた男性がいたのです。
彼の名は、ここでは仮に前田さん(仮名:28歳)としておきましょう。

前田さんは、非常に優しい人で、先輩や上司はちゃんと立てるし
後輩や女の子の面倒見も良く、誰からも好かれていました。
色々とある世界なので、人の陰口などが横行している職場でしたが
その性格からか彼だけは、誰からも陰口を叩かれる事はありませんでした。

不思議な点といえば前田さんは、そこそこイケメンで、
スタイルもよく、性格も悪くないのに恋人はいませんでした。

俺がどうして恋人がいないんですか?と聞いた時も
寂しそうに笑みを浮かべるだけで、答えてはくれませんでした。
なんか悪い事を聞いたなという気にさせられるので、
それ以上は聞きませんでしたが。

そして俺が働き始めて3ヶ月が過ぎた頃に、寮が統合される事になり
前田さんの部屋に俺が入寮する事になったのです。
前田さんの部屋は綺麗に整頓されていて、
イケメンはやる事が違うぜと思ったものです。
男の1人暮らしといえば、部屋は汚いが俺の中の考えでしたから。

俺「すいません。今日からお世話になります。せっかく1人暮らしなのに申し訳ないです」

前「いやー。僕はにぎやかな方が好きでね。むしろ来てくれて助かったよ」

俺「それなら良かったです」

前「引越しがあるんだろ?荷物を運ぶの手伝うよ」

俺「や。でも悪いですから」

前「気にしないで。こういうのはお互い様だからさ」

そういうと嫌な顔を1つも見せず、積極的に俺の荷物を運んでくれました。

前「こちらの部屋を使うといいよ。空いてたし」

俺「ありがとうございます」

俺が前田さんから割り当てられた部屋は、
玄関から見て、空室になっていた右の部屋でした。

使われていない部屋らしく、何も部屋には置いてませんでしたが
掃除だけはされているようで、部屋が綺麗になってました。

俺「前田さん、綺麗好きなんですね」

前「引っ越してくると聞いたから、慌てて掃除したんだよ。お恥ずかしい話だけど」

そういうと彼は爽やかに笑顔で笑いました。

そして、その日の夜に、仕事を終えて俺が帰宅すると
前田さんが、俺を呼ぶので彼の部屋に入ると、
そこには豪華な料理が用意されてました。

俺「ど、どうしたんですか。これ」

前「この仕事について、初めての同居人だからね。
  歓迎しようと思って、非番だから料理してたんだよ」

俺「わざわざ作ってくれたんですか?」

前「恩着せがましくなるから、そうだとは言いたくないんだけど。
  あまり味には期待しないで食べてくれよ」

俺「ありがとうございます」

前「それと俺がもう使わない品でよければ、生活に必要そうなものを部屋に入れておいたから」

俺「え?本当ですか?」

前「お古だから、申し訳ないけどね」

俺「ありがとうございます。だけど、そこまでしてもらうとなんか申し訳ないような・・」

前「気にしないでくれよ。俺も東京に始めて来た時に親切にしてもらった事があってね。
それが忘れられないから、今度は君が誰かにやってあげるといいんじゃないかな」

な ん て い い 人 な ん だ 。 ま さ に 神 。

この時は前田さんが、ものすごく神々しいと思ったものです。

2人きりでのささやかな歓迎会も終わり、俺はそのまま布団に入りました。

襲われたりしてないから、みんな安心して。

その後に眠りについて、どれくらい時間が過ぎたんだろうか。

何やら室内で、ミシミシと変な物音が聞こえてくるんですよ。
何かが動いているような引きずられてるような
微かに聞こえる程度の物音なんですけどね。
だけど、俺は疲れていたせいもあり、
特に気にしないでそのまま目を再び閉じました。

翌朝―。

起きて、キッチンに向かうと、そこには食事が用意されていました。

前「おー。起きた?飯を作ったから食べちゃおうか」

俺「え?あ・・あぁ。すいません。何から何まで」

前「気にすんなよ。俺はこういうの好きだから」

仕事で休憩に入ると、すでに前田さんの寮部屋に
俺が入居した事が女の子達に伝わっていたらしく、
みんなに羨ましがられました。
その職場では、彼は仕事も出来るし、
まさにみんなのアイドルでしたから無理もないでしょう。

俺は適当に相手をすると、昼飯を食べに出ようとしたのです。

すると、前田さんが入り口に佇んでいて、話しかけてきました。

前「これから休憩かい?」

俺「そうですけど・・・」

前「良かったら飯を一緒に食べないか?お弁当を作ってきたんだ」

俺「え?」

前「お弁当を持ってきたんだよ」

俺「あ・・あぁ。でも、前田さんの分が少なくなりますし」

前「あたちゃん。の分も作ってあるんだよ」

俺「そうなんですか?わざわざすいません」

素直に感謝してはいたんですけど、この時に微かな違和感を感じていた。

俺は異変が起きる前触れな事に、まだこの時は気づいていませんでした・・・・。

次回に続く。

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# by atasakura | 2008-03-25 16:35 | 珍体験

雑記

最近は仕事(リーマン&探偵)しながら学校に通ってます。
さらに嬉しい事に、自分の周囲で遊びイベントが非常に多いです。
時間の都合をつけて全部参加したいけど、なかなかそうもいかず、ほとんど参加できてません。
趣味でも、やりたい事がたくさんある…。
だけど、これも時間の関係で、パン作りとマッサージしか出来てない。
もっと時間が欲しいなぁ。
ちなみにWiiFitによるダイエットは成果が出て、1週間で4kg痩せました。
目指せ10kg減量!
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# by atasakura | 2008-03-24 10:38 | 雑記

徒然と思うことあり。

こんにちは。

それでは本日の日記です。

今日は軽く読める短編日記。

もう3月も半ばが過ぎて、春が近づいてますね。
桜を見かけたりもして、外を歩く人たちも衣替えしていたりして
すっかり春気分が満喫できます。

まぁ、俺は、ずっと来る事のない春を待ち続けてますけどね(負のオーラ)

さて、そんな負け犬臭はともかくとして、半年くらい前から
アパートの周辺を不審な男性(以下:ガリ)がうろついているので、声をかけてみました。

俺「何してるんです?そんな所で」

ガリ「い、いや、通りすがりです」

俺「そうなんですか?30分くらい、うろうろしてますよね。通りすがりには見えないんですけど」

ガリ「・・・。」

俺を鬱陶しいのかと思ったのか、無言で立ち去りました。
どうみても怪しいこの男性の正体ですが、
実は俺と同じアパートに住む女性のストーカーなのです。
その女性は、彼氏さんと同棲しているのですが、あまり男癖がよろしくなく
男を彼が居ない隙を見たりして、部屋に引っ張り込んだりしているのです。

この彼も過去に見かけた事がありますので、どうやら過去に遊ばれた男性のようです。
女性を諦めきれないらしくて、部屋に通うわけですが、今の彼氏は非常に強面な男性でして
体格も良く、下手に手を出そうものなら、ぶっ殺されかねないくらいに怖い人なのです。

だから、手出しが出来ずに部屋の前まで来ては諦めて帰るという事を繰り返していたようなのです。

今は見て帰るだけかもしれませんが、今後はエスカレートしないとも限りません。
弄ばれた恨みはあるかもしれないけど、
早まった行動は阻止しないといけないじゃないですか。
変なところで無駄な正義感を発揮したくなるんですよ。

俺の帰宅時に、いつもいるものですから、毎日話しかけてみたんですよ。

するとね。最初はシカトしていたガリですが、次第に色々と返事をしてくれるようになりましてね。

二ヶ月もする頃は

俺「お、今日もきてたの?お疲れさん。」

ガリ「いやー。最近は帰りが遅いみたいでね。俺も帰りが必然的に遅くなるんですよ。新しい男でも、作ってるんですかねぇ?」

俺「そうかもしれないっすねぇ。男好きみたいだし。ガリさん風邪は引かないようにな」

ガリ「おう」

と、こんなフレンドリーな会話が出来るくらいにまで親しくなったのです。
相手を知らねば何も出来ませんから、懐に飛び込む作戦は成功ですね。


何か間違ってる気がしてならないのは、気のせいという事にしてください。


ストーカーと親しくなり、応援してどうする、俺。


そんなガリさんですが、今は同じアパートに引っ越してきました。
本格的に女性にストーカーをするのかと思いきや、新しい恋をしたようで
今は近所に住む50代の女性に猛アタックをしておりました。

ストーカー行為をしかられた事から、恋に発展したようです。

ガリ「今の時代は熟女だぜ」と熱く語る彼は、今日もおかしかったです。

それでは、また。
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# by atasakura | 2008-03-20 10:37 | 雑記

ぷらいす・れす

危険な目にあった一覧(全てではありません)

銃を突きつけられる 5回
クマに追われる 1回
虎に尻を噛まれる 1回
山に裸で捨てられる 3回
崖から海に友人に突き落とされる 1回
外国で拉致される 3回
外国でキチガイに追われる 3回
海外の刑務所に入れられそうになる 1回
監禁されて脱走する 7回くらい
ひき殺されそうになる 1回
ストーカーに追われる 2回
包丁で軽くさされる 2回
熱した鉄を体に押し付けられる たぶん1回
地面に埋められそうになる 1回


女性に振られる たぶん5回

何もしてないのに女性に嫌われる 8回

会話すら交わした事がないのに、振られていた 3回

男に掘られそうになる 5回くらい


そんなあなたの人生の値段はぷらいす・れす。

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# by atasakura | 2008-03-18 09:56 | 雑記

【別れさせ屋②】

こんにちは。

今日は【別れさせ屋①】の続きです。

【別れさせ屋①】
http://atasakura.exblog.jp/blog.asp?iid=&acv=&dif=&opt=2&srl=6665081&dte=2008%2D01%2D11+15%3A33%3A37%2E000

前回の日記で、対象者のセレブ奥様とコンタクトを取る事に成功したのです。

とりあえず顔は覚えてもらいましたが、親しくなるにはどうしたらいいのか。
まず俺がした事は、せっせと料理教室に通い詰めて、
話す機会をたくさん作る事でした。
もちろん事前にこの奥様の事は過去の事から、
すべてリサーチしてましたので会話も弾みますし、
仲良くなるまでには、さほど時間はかかりませんでした。

そりゃそうですよね。

普通なら探りながら会話をして、次第に打ち解けていくもんですが
相手の事をすべて事前に調べてるわけですから、
相手が興味のある事だけを事前に学習しておいて話すのですから、
仲良くならないはずがありません。

しかし、問題はここからです。

知人として仲良くなるのと、男女として仲良くなるのでは訳が違う。

非モテが美人と男女として絡むのはほぼ不可能。

そんな事が仕事とは出来るのであれば、こんな風に彼女がいないとか嘆いてません。

仲良くなる、親しくなるだけを考えれば、
もう少し効率的な方法はいくつかあるのですが
あまりそれは使いたくないので、今回は正攻法で行く事にしました。

俺たちは回数を重ねる事に仲良くなり、携帯アドレス・番号も交換する事に成功したのです。


そして、知り合ってから、三ヶ月の時間が過ぎ去りました。





























何も関係は進展してないけどな。




















確かに仲良くなり、悩み事を打ち明けられたりはするようになりました。
彼女の事は知らない事がないんじゃないかくらいには知ってます。

だけど、親しい友人以上には、とても慣れそうにありません。
この奥さんは気の弱い部分はあるけれど、非常に潔癖な人で、
浮気なんてとんでもないというタイプです。
あまりにも真面目すぎて、浮気なんてありえないくらいの人でした。
そこで俺は考えを改める事にしました。

今回のミッションの目標は、依頼人がこのセレブ奥様と別れる事です。
ならば、それを達成できれば、奥さんが
浮気をする必要はないんじゃないだろーかと。
そして、別れるには、この奥さんの潔癖なくらいの性格を利用できるのではないだろうかと。

というわけで、俺は逆に依頼人を徹底的に調べ上げる事にしました。

するとまぁ、出てくるわ、出てくるわ。
依頼人の悪事の数々が、それこそ挙げるとキリがないくらいに。
特に異性関係にはだらしなく、今回の件も、他に本命が出来たから別れたいと思ったのでしょう。

これらの証拠を奥さんに見せてあげれば、別れは成立するでしょうが
しかし、それでは俺自身が窮地に陥りかねません。
あくまでも自然にご主人を嫌いになり、俺が関わっていないと思わせなければ。

それからは偶然を装い、俺は依頼人の浮気現場に
合えて奥様を連れていきました。
食事の場、お酒の場など、依頼人が浮気相手たちと
行動する場を遊ぶ場所に選んだのです。
奥さんの気弱な性格からして、見かけても、
その場で声をかけて修羅場なんて展開にはならないはず。

後で1人で思い悩んでしまうかもしれませんが・・・。

実際に浮気をしたかどうかは問題ではありません。

疑惑を抱かせられれば、それで充分なのです。

夫婦仲を壊す事に抵抗がないわけではないですが、
依頼人自身が奥さんを浮気させようとしてるわけなので
今さら壊れた所で、逆に人の良い奥さんが解放されると考えれば罪悪感も薄れます。

そして、作戦を実行に移して、二ヶ月後。


無事に2人は協議離婚をいたしまして、特に修羅場に成る事もなく終えたようです。

当初の依頼とは少し形は変わりましたが、
別れられればよかった依頼人は文句はないようでした。

奥さんは、それから数年後に素敵な男性と再婚をしたと聞いて、胸を撫で下ろしたもんです。

めでたし、めでたし。



















そういえば、誰か友人を紹介してくれると奥さん言ってましたが、あの約束はどうなったんでしょうか。シクシク。

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# by atasakura | 2008-03-11 17:01