元探偵が日常をだらだらとテーマに沿って書き綴る。旅行記になるのか、体験記になるのか、それはこれからの秘密だ。


by atasakura

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ちょっとした雑記。

なかなか日記を書けなくてすいません。

最近ちょっと気になること。


1.家に帰ると、アパート前で誰かを待ち伏せしてるストーカーがいる。

2.隣の夫婦がケンカする度に、部屋の前に女性モノのパンツが捨てられている

3.隣に住んでいた黒魔術好きな女の子がキリスト教に改宗していたこと。

4.アパートの前に、○○くん大好き(2F住人)と書かれた男からのラブレターが落ちていたこと

5.またしてもアパート住人が飼育していたサソリが逃げ出したこと。


さ、今日もそろそろ帰って、勉強しますかね。
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by atasakura | 2008-01-31 23:04 | 雑記

オフ会正式決定!!!

オフ会を正式にやる事に決めました。

2/9(土)
18:00~(時間は変更する可能性あり)

東京の新宿にて開催をいたします。
内容は飲み会か、お食事会にします。
費用は4000円以内には納める予定です。

参加を表明される方は、こちらのアドレスに
件名に「参加」と書いた上で、自分の「連絡先」を記入して送ってください。
aibon_angel@hotmail.com

送ってくれた方には返信で、俺の連絡先(電話番号)をお送りします。

よろしくお願いします。
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by atasakura | 2008-01-26 11:41 | 雑記

合コン黙示録

まずはオフ会について。

詳細な情報を明日の日記でアップさせて頂きます。

日時と場所などについてのご連絡になると思います・・・。
コメント書いてくれた人たちが来てくれると嬉しいなぁ。

もちろんそうじゃない人たちも。

こんにちは。

朝から降る雪のせいで、電車が異常に混雑していまして
女性の脇に立っただけで、「痴漢くさい。この人」とか呟かれたあたちゃんです、ども!

俺は生きていても良いんですか?と問いかけたくなる瞬間でした。
最近はよく
「貴方の人生を幸せにするお手伝いをさせてください」
とかいうメールがよく来ます。
世間様から見たら、俺はめちゃくちゃ幸が薄そうに見えるようです。

さて、朝から言葉の暴力を浴びながら出勤した俺ですが
今日も同僚のFくんが朝から、
変態の定義について激しく議論していました。
どうでも良さそうな事にエネルギーを使う優秀なFくんが大好きです。

さすが前職で、職場にデリヘル嬢を呼んだツワモノなだけはあるな。

女性社員がいるのに気にしないで論議している君は素敵だよ。

今日はそんなFくんのお話。

彼はそこそこモテるタイプの人でございまして
人間的にも悪い人ではないのですが、悲しい事に女癖が悪いのです。
そんな彼が俺のモテないぶりを見かねたのか、
合コンをセッティングしてくれたのです。

だが、しかし。

俺は財布担当なんじゃないの。

もしくは引き立て役かもしれないじゃないか。

F「大丈夫。俺は幹事に徹するし、今回の子たちはB専(ブサセン)なの。だから好きな子を最初に選んでいい」

俺「師匠!」

これぞ神のお導きと、彼の行為に感涙した俺は一生付いていくと決意したもんでした。

そして合コン当日。

モテのFくんが、集めたメンバーだけあって、
目の前には可愛い子が4人もいる。
それに対して、こちらはFくん以外の3名(俺含む)は、
みなイケメンとは言い難いメンツ。
こんな可愛い子たちが、不細工が大好きだなんて、神は俺を見捨ててなかった。

よーし、今日は張り切っちゃうぞっ。

現在の席

○ ○ ○ ○ (女性)
――――――

――――――
F A  B 俺  (男性)

狙いは目の前の女の子だな。死ぬ気で行くぜ。

そして、合コン開始30分後。




○         (女性)
――――――

――――――
F○A○○B俺  (男性)


ごめん。涙で前が見えない。

Fと楽しそうに話す女性幹事のC子とD子

Aと楽しそうに話すE子

Bと楽しそうに話すF子



携帯越しに、ネット友達とメールで話す俺


違う意味で、死ぬ気で逝けそう。

イケメンに勝てないのは仕方がない。
だが、同じ非モテ仲間にも俺は勝てないのか。

だが、まだ逆転のチャンスはあるはず。

俺はそこで冷静に分析をしました。

AとBの会話を聞いていると、特にトークで劣ってはいない。
だけど、現状は明らかに俺に負け組の風が流れているわけで
さりげなくFに、メールでフォローを頼んだら、こんな答えが返ってきた。

F「悪い。開始前に知ったんだけど、EはB+デブ専で、FはB+匂いフェチなんだってよ」

俺「じゃ、CとDさんは?」

ねぇよ。俺にはそんな武器はねぇよ。


F「なんかB専じゃなかったみたい」

撃 沈

今日の結論。

過食して、太って汗臭くなろうと思います。






なれるかっ!

俺に彼女が出来る日はまだ遠いようです。

おしまい。
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by atasakura | 2008-01-24 18:46

お、オフ会

とか開催したら来る人はいますかね・・・?

うちのサイトも見てる人がだいぶ減ったと思うので
さすがに来る人はいないかもしれませんが・・・(´Д`;)

開催したら、参加してもいいかなと思う人は手を挙げてっ。





それとは別件で、本日は痴漢を捕まえました。

最近はなんか色んな意味で病んでますね・・・日本は。
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by atasakura | 2008-01-22 22:33 | 雑記

先日の出来事

「エイリアンvsプレデター」(以下:AVP1)の映画が昨日やっていましたね?
これを見るとある人との会話を思い出します。

俺が「エイリアンズvsプレデター2」(以下:AVP2)を見に行ったんですよ。
大のB級映画好きですから、この手の映画は見逃せないんです。
それで数日後に知人のSさんにお会いしまして、
映画の話になりましたので 「AVP2」の話をしたら、
あからさまに興味がない様子で、話はほとんどスルー。

おまけに話してる最中に、
「どこか行こうよ」と興味ありません光線を出されて撃沈。

興味ない人には、話してはいけないという教訓を感じました。

だからね。

昨日もSさんと仕事の後に遊んでましてね。
俺は少し疲れていたので、申し訳ないと思いながら
1人で眠らせていただいたんです。

それで仮眠後に目を覚ましたら、テレビが付いていて
「AVP1」が放送されているじゃないですか。

あれ?誰が見てるんだろうと思ったら、Sさんが見てた。

AVP2の話をした時に、思い切り興味なさそうだったから
暇つぶしにつけてるのかしらと思ったんです。

ちょうどテレビはプレデターが
エイリアンに攻撃を食らわせたところでした。


「エイリアン可哀想・・・」


か、感情移入してるよーっ!!!!


しかも、その直前に殺された人間じゃなくて、
エイリアンに感情移入。
あんなに頑張って、
女性を守って死んだのに、そっちはスルーなのか。

なんなの、この展開。

画面上では2大怪獣、エイリアンとプレデターが
血を撒き散らしながら戦ってます。

その度に

「エイリアンかわいそう」

「プレデターかっこいい」

とか言ってるんですよ。

あんなに俺のAVP2の話をスルーした人がですよ。

途中で生き残った人間の女性とプレデターの生き残りが
共闘しはじめるんですが、そのシーンでは
プレデター優しいと頬まで赤らめてやがりますよ。


ナンナノコノヒト。


そして、もうラストシーン間近で
最後の直前で仮面を付けて戦っていたプレデターが
女性に敬意を表して仮面を外すんです。
仮面の下はグロテスクな顔なもんですから、驚くかと思いきや


「オイオイ。そこはキスシーンだろ」と呟くSさん。





プレデターとキスしろと言うのか。





頑張っても無理だ。



どう考えても無理だ。




だってこれだぞ。
a0101563_1331984.jpg











カニかお前は。

あれだけ俺の話をスルーしてたのになー・・と思っていたら最後に一言。


「この間にさ。AVP2を見に行ったんだよね?」

「うん」

「どうして誘ってくれないの!気が利かないんだからっ」


となぜか怒られますた。



あぁ。世の中は理不尽だよ。ママン。

こうして、また世の中の不条理を知るあたさんであった。
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by atasakura | 2008-01-22 13:04 | 珍体験

他社の受付のお姉さん。

男と女が神妙な面持ちで並んで歩く。

途中で女は立ち止まり、考え込む。

そして何かを決心したかのように言葉をつむぎ出す。

「大好きなの」

そう言いながら、女は男の背中に抱きつく。

「えっ・・急にそんな事を言われても」

動揺する男。

「駄目。あなたなしじゃ生きていけないのっっ・・・・」

「こ、困るよ」

事情があるのか、言葉に詰る男。

「既婚者でも構わない。二番目でもいいから・・・」

男が優しく諭すように呟く。













「あなたの連れは俺の前を歩いてるんですけど・・・」


1時間ほど前の会社前での白昼の出来事。

大勢の人に無駄に注目を浴びてしまった俺。

頼むから相手を確かめてから、抱きついてください。

ちなみに相手の男の人は、女が立ち止まった事に気づかず
すたすたと俺の前を歩いておりましたよ。

てか、抱きついた時点で気付いてくれ。





おかげで、社内で「不倫はほどほどに」とかいう忠告メールが着ちゃったじゃないか。
不倫どころか、その前に彼女がいねぇぇぇぇぇぇ(号泣)

応援メールはこちら。もらえると励みになります。メッセも同じ aibon_angel@hotmail.com
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by atasakura | 2008-01-16 22:56 | 雑記
そういえば最近は実家に帰ってません。

両親に会わねばと思いながらも、なかなか帰省するチャンスがない。
帰らないといけない理由があるわけじゃないから
4~5年くらいは放置していても構わない気もするんですけどね。

そんな父から、俺に連絡が来たのです。

また何か俺へのイタズラかと思いましたが
封筒ですので、イタズラするような物が入ってるようには見えません。
なんだろうと思いながら、開封すると、中には便箋が一枚。

そこには、03で始まる見た事がない番号が書かれている。

同封された便箋には、お前にプレゼント。そこにかけてみろと書いてある。




ふっ。騙されないぜ。オヤジ。




どうせその番号にかけたら、またとんでもない事が起きるんだろ?


あの人の事だから、そんなイタズラに決まってる。



俺は引っかかる事もなく、その番号を放置。

フハハ。騙されないぜ。


そして、そんなイタズラがあった事も忘れた1ヵ月後。


再び父から連絡があった。

「お前に女の子紹介しようと思って送った電話番・・・」



il||li_| ̄|○ il||li

こうやって非モテはチャンスを潰していくんだなと知った。27の夏。



「誰か切なくなれるオススメの小説を教えてください。」
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by atasakura | 2008-01-15 21:38 | 雑記
みなさんご存知かと思いますが、あたさんはちっともモテません。
それこそ悲しいくらいにモテません。

誰かデートしてくれと日記で募りたいぐらいにモテません。

脳内には恋人がたくさんいるのですが、
恥かしがり屋なせいか実体化してくれません。
PCのメールを開けると、毎日色んな女の子から遊びの誘いが来るので
なんだよ、俺にはファンがめちゃくちゃいるじゃんと思っていたら
すべて出会い系とか笑えないオチが付いて来る有様です。

1日100通以上も出会い系から届きますからね。

ここまで書いた数行の文章を読み返したんですが、自分でイタタタタと思うし
こりゃモテるわけがないと、さらに確信の度合いを深めた次第でございます。

ちなみにネタ以外では、出会い系は利用した事がないんですけど
世の中に蔓延る援助交際などの性の乱れを
正義のミドレンジャイとしては見逃しておれません。
なので、援助交際の女子高生を呼び出して説教しようとかいう
訳の分からない企画が読者から送られてきたのを思い出しまして実行に移す事にしました。

あー。暇人な俺、バンザイ。

出会い系とか、ネタ以外では利用した事がないので、
詳しい知人に聞くと、あるサイトを勧めてくれたので
そこに携帯からアクセスしてみました。

まるで俺とは縁遠い異次元な世界ですから、ミイラ取りがミイラにならないように
そこは気持ちを集中して望まなければなりません。

とりあえず表示された画面をちょこちょことイジりながら
置いてある掲示板を見ると、なんていうんですかね。

性欲剥き出しの臭そうな男の書き込みが充満しているではないですか。
とても俺の日記には表せないような文章で埋め尽くされてやがるよ。

すげぇ。これが出会い系なのか。

理性のかけらもないというか、やる気まるだしのコメントばかりですよ。

女の子側の掲示板をちらほらと覗いてみて、援助交際ぽい人を探してみます。
それほどたくさんの書き込みは、性欲に塗れた野郎ほどではないですが
ちらほらと「至急!2本。池袋で」とか「サポートしてくれる人募集」とか書いてあります。
こちらはこちらで、性と金にまみれてますな。

その中に、女子高生と思われる「巳緒」と名乗る書き込みを発見。
顔文字を多用した可愛い感じの書き込みで、
お小遣いたりなくてサポートしてほしいとか書いてある。
よし、この子に決定だ。

さっそくメールをしてみる。ぽちぽち。

「掲示板の書き込みを見たよ。俺は30歳のリーマンです。
見た目は期待できない程度かな、出来るだけサポートしてあげるけど、何歳?」

いまいちやる気なしなメールを送りましたが、果たして反応はあるのだろうか。

2時間が経過しても、何も反応が無い。失敗かと思った時に返信がきた。

「巳緒は16だよー。サポートしてくれるんなら、すぐに会ってもいいよ」
※小文字やら何やらを混ぜた文章でしたが、再現するのが面倒なので通常の文章で。

「具体的にサポートして内容を教えて欲しいんだけど」

「えー。多ければ多いほどいいけど、4は欲しいかな。生なし、Fも生なし、キスなし、ホテル代そっち持ちで」

「あぁ、大丈夫だよ」

「マジで?じゃ番号教えてよ。それと、待ち合わせ場所は渋谷ハチ公の所でいい?」

「分かった」

意外とすんなり会う約束を取り付ける事が出来ました。
金が絡んでるから無理もないか。
メールの内容を見る限りだと、未成年のようですし、実際に買ってしまえば
犯罪になりますので、その辺は言葉を慎重に選んでやりました。
説教した後に、警察にタレ困れても困りますからね。

念には念を入れて、メールのアドレスも、携帯の番号も飛ばしの携帯を使っております。

来週には、援助交際の不届き女子高生を説教してきます。ではっ。

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とここまでが、以前に書いて未掲載な日記だったわけです。
結果が出たら、追加して書こうと思ったんだよね。

没にしたくらいですから、結果はおわかりかと思いますが
非常に残念な事になりまして、この女の子は当日きやがりませんでした。
メールしてみたら、先にサポートしてもらったからもういいと。

ちょっと逢うまでの期間を空けてしまったのがマズかったようです。

また機会があれば、チャレンジしてみようと思います。ではっ。
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by atasakura | 2008-01-13 13:54 | 珍体験

久しぶりの探偵物語④

こんにちは。

本日はこの日記の続き。

この日記の続き。
久しぶりの探偵物語①
http://atasakura.exblog.jp/6495378/
久しぶりの探偵物語②
http://atasakura.exblog.jp/6506289/
久しぶりの探偵物語③
http://atasakura.exblog.jp/6609422/

報告書などを取られて、悔しい思いをしながら調査をしたわけですが
まさかの繋がりに俺は驚きを禁じ得ませんでした。

依頼人が信頼している友人が実は対象者と繋がっている。

ここから導き出される結論は推測にはなりますが、
対象者が依頼人の友人に頼み
そして、さくらを使って俺から報告書などを盗み出させたのでしょう。
依頼者から詳しい話を引き出しておけば、
頼んだ事務所や、誰が担当しているのかなど
そこからある程度の事は分かりますからね。

それを元に、俺の事を調べて近づかせたのでしょう。

恐らくはすでに、報告書の類は対象者に渡っているはず。
となると、間違いなく処分されてるだろうな・・・
いつまでも危ないものを置いておかないでしょうし。

調べたわけじゃないから、決定事項ではないけど、
可能性は低いだろうな。
悔しい、激しく悔しい。自分のミスだからこそ、余計に悔しい。

今さら繋がりを証明したところで、
あのデータが無いとどうにもならない。

依頼人からしてみたら、盗られましたなんて
言い訳にしかすぎないですからね。

俺は考えました。

どうすれば依頼人が納得できる結果をもたらす事が出来るのか。
対象者に新たな浮気相手を近づかせて、
それを抑えようかとも思いましたが
対象者はいじらないというのが事務所の方針。それはできません。

もはや依頼人には土下座でもして謝罪するしかありませんでした。

どうにもならないなと諦めの気持ちが湧き上がって着たときに疑問がひとつ。

俺を騙したさくらは何者だったのだろうかと。

別れさせ屋などの業者かと思いましたが、
報告書の強奪とかをやるとは思えません。
もしかしたら、対象者か依頼者の友人に
極めて近しいポジションにいる人間なのではと思ったのです。

対象者か依頼者が自分の別の女に頼んだとかも考えられますからね。

単なる友人かもしれませんが、そこはもう出たとこ勝負で。

こちらが調査しているのは対象者には伝わっていますから
当分は変な動きはないと判断したので、
俺は迷わず友人の方を調査開始。
依頼人には、事情を隠して、無料で延長調査を行なう事を申し入れました。
延長分は俺の給料から天引きですけど、仕方ない。

すると、すぐに結果が出ましたよ。

依頼者の友人の愛人が「さくら」でした。

ちなみにさくらですけどね。
俺の知人のイケメン(モデル)に頼み込んで、たらし込んでもらい
さくらがまだ隠し持っていた報告書などは、同じ手口で奪い返してもらいました。
どうやら、さくらはテープも報告書もコピーして隠し持ってたんですよね。
後でゆすりのネタにでもしようと思ってたみたいです。怖い女だ。

俺は対象者と会う依頼者の友人の映像などを依頼者に提出。
報告書が強奪された事も話さなければなりませんでしたが、
その事実よりも、信頼していた友人がすべて情報を流していた事の方が怒りが大きかったようで
その事は無かった事のようになり、運よく俺は助かりました。

しかし、女の子には本当に要注意ですね。油断も隙もない。

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by atasakura | 2008-01-11 15:33 | 探偵物語

別れさせ屋①

こんにちは。

今年の目標をひとつ。

日記は必ず最後まで終わらせる。
途中でやめたりしない by あたーん

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それでは本日の日記です。

あれは探偵をはじめて1年が過ぎた頃でした。
当時の所長から仕事の後に呼び出されて二人で飲みに行ったのです。
所長が俺を飲みに誘うなんて珍しい事でしたので、
嫌な話かとビクビクしておりました。

俺「あの今日は何か?」

所「あぁ。お前に頼みたい仕事があってな」

俺「え?俺に仕事ですか?」

所「あぁ」

俺はこの時点で、嫌な予感が頭をよぎりはじめていました。
普通は会社で上司が部下に仕事を頼むのに、
わざわざ飲みに呼び出す必要はありません。
職場で、言えば済む事ですからね。

俺「で・・どんな仕事なんですか?」

所「悪いね。知り合いから頼まれちゃってさ。うちは専門外だと言ったんだけどねぇ」

俺「探偵とは関係ない仕事ですか?」

所「完全に関係ないわけではないんだけどな。
要は俺の知り合いが奥さんと別れたいんだと。
だから、別れる理由として奥さんに浮気させたいというか」

俺「別れさせ屋ということですか」

所「早い話がそうだね」

嫌な予感がめちゃくちゃ的中ですよ。
専門外と聞いた時に嫌な予感がしたのですが、まさかそんな仕事が俺に回ってくるとは。

俺「あのですね。なんで俺なんですか?明らかに適切な人選じゃないでしょう?」

俺は魂の叫びを所長にぶつけてみました。
そりゃね、俺がイケメンで女慣れしてる男なら、そういうのは得意でしょう。
だけど、俺は生憎の非モテで女慣れなぞしておりません。
無理だ。絶対に無理だ。

俺「それなら所長の知り合いの外部の業者にでも頼んだらどうですか。その方が確実でしょう」

所「いやー・・・恩義ある人に頼まれたもんで、
金は要らないと言ったんでさ。あまり金をかけたくないんだよ」

どちくしょう。

俺「だから、ちょうど手の空いた俺で済まそうってことですね」

所「おう。ただし、失敗は絶対にするなよ。必ず別れさせるんだぞ」

うあ。死ぬほど難しい事をさらりと言いやがった。

俺「義理を果たすだけなら、失敗してもいいんじゃないですか?」

所「俺のメンツってもんもあるだろ?頼むよ。あたーん」

くっ。このタヌキ親父め。

俺「分かりました。やりますよ」

所「そう言ってくれると思ってたよ。特別ボーナスあげるからさ」

俺「金をかけたくないと言ってませんでしたっけ?」

所「お前に出す分くらいなら大丈夫」

こうして俺は別れさせ屋をやる事になったわけですが
果たしてどうやってやればいいのか、ちっとも分かりません。
俺は知人ならみな知る非モテなわけです。
なのに対象者となる奥さんの写真を見たら、普通に美人なんです。

清楚な雰囲気で、明らかに俺と釣り合わないタイプの人。

どうすんだ。どうすんのよ、これ。

まずは何事も行動しなければ始まらないので
この奥さんの日ごろの行動を徹底的に調査しました。
見た目と変わらず非常に真面目な人でして、習い事と家の事以外では
外出をする事もあまりなく、付け入る隙があまりない。

それにしても、この美人の奥さんで満足できないんですかねぇ。

俺なら間違いなく、一生尽くしてしまいそうですが。

あの手の人は誰がナンパしたところで上手く行きそうにありません。
自然な出会いを演出するしかなさそうなので、俺も奥さんの習い事に通う事にしました。
素敵奥様らしく習い事は料理教室でございます。

え?本業の探偵の方はどうなんだって?

所長には成功するまで帰ってこなくていいとか言われました。

切ない思いを胸に秘めて、俺は料理教室へと向かいました。
その料理教室はセレブ奥様が対象なため、男は俺1人です。

教室近くで時間を潰して、奥さんが到着した頃に俺もタイミングを見計らって一緒に入る。
この教室はキッチン1つを2人で使うので
隣のポジションを確保しないと、会話もままならないですからね。

上手く隣を確保すると、少し間をおいて挨拶をする。

俺「こんにちは」

奥「こんにちは。初めての方ですね?」

俺「えぇ。料理が苦手で、少し勉強しようと思いまして・・・」

奥「最近は男性の方も増えてますものね」

俺「そうなんですよね。今日から通う事になりますので、どうかよろしく」

奥「こちらこそ」

意外と簡単にコンタクトは成功したけども、親しくなるにはどうしようか。

男として意識させないといけないわけだし・・・

さて、少し頑張りますかね。

次回に続く。
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by atasakura | 2008-01-10 00:16 | 探偵物語